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読書MEMO 「息子に贈ることば」 辻 仁成

辻 仁成氏、好き。
この本は小説ではなくてエッセイのように短い文章がいっぱい。
どれも、いい。

・不幸はすぐ気がつくのに、 幸せってその時には気がつかない。

・おたんじょうびおめでとう。よく食べなさい。よく笑いなさい。よく遊びなさい。よく学びなさい。よく悩みなさい。よく泣きなさい。よく歌いなさい。よく立ち向かいなさい。よく喜びなさい。そしてよく生きなさい。1年に1度、きょうはキミのために。ありがとうの数だけ、おめでとうが来ますよ。

・気長に育ててきた「やる木」に、小さな花が咲きました。よし。

・そういえば、昨夜十くんに「パパ、あしたは何があるの」と聞かれたので「あしたがあるよ」と答えておきました。

・真実はひとつ、でも、そこに辿り着くための道は無数なり。

・自分を励ます天才になろう。自分を盛り上げる天才、自分をおだてる天才もいいね。

・いくつになっても山あり谷ありなんだよね。山ばかりや谷ばかりはない。山あり谷ありなんだな。良し。

・幸せとは、自分1人だけのものではないです。自分だけ幸せになれた人なんかいない。


好きな言葉がいっぱい書いてあって、
全部写したくなるくらい。



by moon-pon2 | 2022-01-27 00:25 | 忘備録 | Comments(2)
Commented by jasminetea-m at 2022-01-28 15:58
辻仁成さん、こんな言葉をいっぱい書いてくれているのですね。
知りませんでした。
確かに素敵な言葉ばかり。
Commented by moon-pon2 at 2022-01-28 23:24
優しい気持ちになれる本です。
彼の息子への、そして人生への愛がじ~んと伝わってくるように思います。


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